娘は小学1年生から支援級に通っています。
今年で4年目になります。
正直…。
「普通級にすればよかったのでは」と悩んだ回数は、
一度や二度ではありません。
友達。
将来。
勉強。
何度も迷いました。
それでも今、
支援学級を選んだことに後悔はありません。
この記事では、
実際に4年間通っている保護者だからこそわかる__。
「本当のデメリット」について感じたことを、そのまま書いたものです。
※専門的な情報が必要な方は、学校や専門機関にご相談ください。
・支援級に4年通ってわかったデメリットを7つ紹介しています
・すべてわたし(保護者)の実体験をもとにした個人の記録です
・就学の判断や支援の方針は、学校・専門家にご相談ください
・読んでいただくと「リアルな親の葛藤」が伝わる記事です
この記事を読む前に
結論からお伝えすると、
私は支援学級を選んだことを後悔していません。
ただし、4年間の中では
- 「普通級だったらどうだっただろう」
- 「友達関係はこれで良かったのかな」
正直、何度も悩みました。
この記事では、
実際に4年間通わせている保護者だからこそ分かった
・本当のデメリット
・それでも後悔しなかった理由
を、実体験をもとに正直にお伝えします
なぜ入学時から支援級を選んだのか
娘は小学校入学と同時に、支援級へ入学しました。
普通級を経験してから移動したわけではありません。
最初から支援級という選択でした。
就学前から感じていた発達の特性。
集団のスピードについていく難しさ。
「普通級で頑張らせる」という選択肢も、
もちろん頭にはありましたが…。
それでも最終的に__。
娘が安心して学校生活を送れる環境を優先し、
支援級という道を選びました。
▶︎支援級とはどんなクラスなのかについては、
こちらの記事で詳しくまとめています。
支援級のデメリットまとめ【4年通って感じたこと】
支援級には多くのメリットがあります。
一方で…。
実際に通い続けてみると<デメリット>として、
感じてしまう部分も確かにあります。
わたしが4年間で感じた主なデメリットは7つ。
次の通りです__。
・友達関係が広がりにくい(同学年の子が近くにいない)
・刺激が少ないため、競争心が芽生えにくい
・学習量への不安が続く
・担任の先生の影響がとても大きい
・クラスメンバーの特性の差が大きい
・交流級でうまくいかない日がある
・「なんで私だけ?」と娘が感じ始めた
もちろん。
これらがすべての学校に当てはまるわけではありません。
ただ、支援級を検討している保護者さんにとって
こうした現実を知っておくことも大切だと思っています。
これは支援級を否定するためではなく、
実際に通ってみて見えてきた現実です。
友達関係が広がりにくい
娘には仲の良い子がいます。
普通級の子です。
学校の中では、
一緒に遊んでいます。
でも、その子には別の
「いちばん仲のいい友達」が普通級に存在します。
娘にとっては大切な友達でも
相手にとっては「いちばん」ではない。
そんな関係です。
娘の通う支援級は少人数で、
<他学年混在クラス>
つまり…。
クラスの中に同級生がいません。
ある日、娘がぽつりと言います。
「私も同級生が欲しい」
その言葉を聞いたとき__。
胸が締めつけられました。
もちろん、友達がまったくいないわけではありません。
休み時間に遊ぶ子もいますし、
交流級で声をかけてくれる子もいます。
ただ…。放課後に遊ぶ約束をしたり、
休日に家を行き来したりするような関係は、
普通級と比べると少ないように感じています。
学年に同級生が少ないこともあり、
自然と友達づくりの機会は限られてしまいます。
親として一番つらいのは__。
「友達がいないこと」ではなく、
娘自身がその違いに気付き始めたことでした。
競争刺激が少ない
支援級は個人のペースを大切にした環境です。
それは安心できる環境である一方、
競争刺激は少なくなります。
普通級では周囲の子ども達が集い、
自然と刺激の対象になります。
「みんなが頑張っているから自分も頑張る」
そういう空気は__。
支援級では生まれにくいと感じています。
学習量への不安が続く
支援級では学習量が個人に合わせて、
調整されることがあります。
子どもの負担を減らす配慮であると、
頭では理解しているのですが…。
親として、本音の部分は___。
「この学習量で大丈夫なのだろうか」
といった不安が4年続いています。
特に高学年に近づくにつれ、
その気持ちがますます強くなってるのも現実です。
特に心配になるのは…。
高学年から中学校へ進学するときです。
算数や国語だけではなく、
理科や社会も一気に難しくなります。
娘は今のペースで理解できていますが、
「このまま中学校へ進んで困らないだろうか」
という不安は、今でも完全には消えていません。
だからこそ家庭では
無理に先取り学習をするのではなく、
「できた」を積み重ねることを大切にしています。

担任の影響がとても大きい
少人数クラスだからこそ、
担任の先生との関係が__。
娘の小学校生活の、
ほぼすべてを占めているように感じます。
担任の先生が変わったとき、
娘のクラスの雰囲気はがらりと変わりました。
よい方向にも、そうでない方向にも。
ある年度の担任の先生はとても熱心で、
娘の特性をよく理解してくださっていました。
でも翌年度、先生が変わり__。
娘が毎朝「学校へ行きたくない」と行き渋りの時期が続きます。
保護者同士の間でも、
「先生が変わって子どもの様子も変わった」
という話はよく耳にします。
支援学級は少人数だからこそ__。
先生との相性が学校生活全体に大きく影響するのかもしれません。
就学相談の際は、
・どのような支援体制なのか
・どんな先生が担当しているのか
併せて確認しておくと安心です。
クラスメンバーの特性の差が大きい
支援級には、さまざまな特性を持つ子ども達が一緒に過ごしています。
娘は外部刺激に敏感な子です。
クラスメンバーの言動に影響を受けやすく__。
「今日○○ちゃんが怖かった」と泣いて帰ってくる日も…。
正直あります。
もちろん、
支援学級にいる子どもたちは悪い子などではありません。
それぞれが自分なりに頑張っています。
ただ…。
・大きな声が苦手な子
・急な予定変更が苦手な子
・気持ちを言葉で伝えるのが苦手な子
など、困りごとの内容が違うため__。
毎日が同じように過ごせるわけではないことも、事実です。
交流級でうまくいかない日がある
娘は体育や音楽は、普通級にて交流授業に参加しています。
最初は泣いてばかりいました。
今でこそ、だいぶ慣れてきたようですが__。
それでもうまくいかない日はあります。
帰宅後、元気がない娘から
「今日の交流授業中、誰も話しかけてくれなかった。」
と聞かされる日も…。
低学年の時はあまり見受けられませんでしたが、
普通級内で関係性が出来上がっている”交友関係”に、
混ざりきれない日が増えているように感じます。
交流級の日は、
朝から少し表情が硬くなることがあります。
それでも帰宅すると、
「今日は楽しかった」
と言う日もありますし、
「疲れた」
と何も話さない日もあります。
その日の様子を見ながら
無理に聞き出さず、
娘のペースで話せるまで待つようにしています。
「なんで私だけ?」と娘が感じ始めた
4年生になったある日、娘に聞かれます。
「なんで私は支援級なの?」
この問いは、いつか絶対に来ると思っていました。
でも、実際に聞かれると…。
上手に答えられません。

療育先の先生に相談した際には、次のようなお話を聞きました。
「お友だちより、疲れやすいよね」
「気持ちが上手に切り替えられないこともあるね」
「自分のペースを乱されるのが嫌いだよね」など。
子がわかりやすい言葉で、発達の特性を説明した上で
「他の子より少しだけ苦手な部分を、支援教室で練習しているんだよ。」と、
丁寧に伝えるとよい様です。
わたしが一番つらかったこと
7つのデメリットの中で、
わたしが一番つらかったのは「友達関係」です。
学習の不安は、家で補うことができます。
担任の先生への対応は、話し合いで乗り越えられることもある。
ですが__。
娘から「お友達と遊びたい」と言われたとき、
わたしにできることはとても限られていると感じます。
親はどうしても、
「友達を作ってあげたい」
と思ってしまいます。
けれど、
それは親の理想であって
娘の幸せとは限りません。
4年経った今でこそ、
親子ともに「友達の数」を気にする様な場面はとても減っています。
お友達の数を数えるよりも__。
「娘が笑顔で学校から帰宅する日」の数の方が重要であり、
大切であると思えるようになりました。
それでも娘は学校が好きでいられた

ここまで、私が感じたデメリットを正直に書いてきました。
支援級に入れたことが正しかったのか。
正直に言えば__。
今でもときどき不安になります。
娘にもっと「普通」を経験させた方が、
よかったのではないか。
普通級にいれば、
もっとお友達ができたのではないか。
そんな思いが頭をよぎる日もあります。
それでも——。
娘は今日も「行ってきます」と言って学校に向かいます。
発達の特性がある子の中には、
学校に行くこと自体が大きな負担になる子も少なくありません。
娘が4年間、学校を嫌いにならずに通い続けられた。
それは、わたしにとって何よりも大きな意味があります。
いつかの未来で娘が__。
「支援級だったから、学校が好きでいられた」と言ってくれたなら。
この選択は間違いではなかった。と、
胸を張れる気がします。
私にできることは、未来を完璧に設計することではなく。
今日を一緒に積み重ねていくことなのかもしれません。
4年通い続けてみて見えた__。
これが、今の世界です。
支援学級を選んで後悔しないために、親としてできること
「支援学級を選んで後悔したくない。」
就学相談を控えた頃の私は、その気持ちでいっぱいでした。
「普通級の方がよかったのでは?」
「支援級に入れたことで将来の選択肢が狭くなるのでは?」
周りに相談しても、それぞれ意見が違います。
だからこそ私は__。
「周りがどう思うか」ではなく、
「娘が毎日笑顔で学校へ行けるか」を基準に考えるようにしました。
今振り返ると、
この考え方こそが私たち親子にとっていちばん大切だったように想います。
後悔したと感じた瞬間は何度もありました
正直な話…。
「支援学級を選んで本当に良かったのかな」と迷ったことは、
一度ではありません。
交流級で友達が楽しそうに過ごしている姿を見た日。
授業の進み方を聞いて、
「普通級だったらもっと勉強が進んでいたのかな」と感じた日。
親だからこそ、
どうしても他の子と比べてしまう瞬間があります。
けれど__。
そのたびに娘の様子を見ると、答えはいつも同じでした。
学校へ行きたくないと言うことはほとんどなく、
毎日笑顔で登校しています。
親の不安と、子どもの幸せは…。
必ずしも同じではありません。
私が「後悔しなかった」と思える理由
今、娘は小学4年生になりました。
支援学級だからこそ、
- 分からないことをその場で質問できる
- 焦らず自分のペースで学べる
- 「できた」という成功体験を積み重ねられる
そんな毎日を送っています。
もちろんデメリットはあります。
友達関係に悩むこともありますし、
学習面で不安になることもあります。
それでも__。
「学校を嫌いにならなかったこと」は、何にも代えられない財産でした。
私は今でも、「支援学級を選んで良かった」と思っています。
もし今もう一度就学相談に戻れるとしても…
もし時間を戻せるとしても、私は同じ選択をします。
理由はとてもシンプルです。
娘に合った環境を選ぶからです。
支援学級は、
「良い」「悪い」で決めるものではありません。
普通級が正解の子もいます。
支援学級が安心できる子もいます。
大切なのは、
「どちらが世間一般で良いか」ではなく、
その子自身が笑顔で学校へ通えるかどうか。
私は、その基準で選んで本当に良かったと思っています。
支援級は合う子と合わない子がいる
周りの子を見ていても、
支援級が合う子と合わない子がいるように感じます。
例えば
- 環境ストレスが強く、普通級では苦しかった子
- 自分のペースで学ぶことで力を伸ばした子
- 不登校から復帰するきっかけになった子
それぞれの子に、それぞれの合う環境があります。
支援級が「正しい」わけでも、
普通級が「正しい」わけでもありません。
よくある質問(FAQ)ままごんの場合

Q.支援級に入れて後悔しましたか?

「後悔」とは少し違います。
「これで本当によかったのか」と考える瞬間は今も、あります。
それでも今日、娘が学校を好きでいてくれる事実が__。
わたしの中の答えになっています。

Q.友達は本当にできにくいですか?

娘の場合__。
支援級には同学年の子がいないため、
普通級の子と仲良くなることが友達関係のメインになりました。
学校以外(習い事など)で同年代との接点を作り、少し状況が変わりました。
あくまで娘の話です。

Q.学習の遅れはどうでしたか?

娘の場合、宿題や学習量は少なめに調整されています。
わたしは不安を感じたので、市販のドリルで家庭学習を補うようにしました。
これが正解なのかはわかりません。
担任の先生に学習相談をしながら、決めるのが最良だと思います。

Q.担任の先生が合わないと感じたらどうしましたか?

わたしは連絡帳や面談の場を設けてもらい、
できるだけ丁寧にコミュニケーションを取るようにしています。
それでも解決しないことや難しい場面はあるので、
正直今でも答えは出ていません。

Q.支援学級に入れると後悔しますか?

私自身も何度も迷いました。
けれど、娘が笑顔で学校へ通える姿を見るたびに、
「この選択で良かった」と感じています。
後悔するかどうかは、支援学級という制度ではなく__。
「その子に合っている環境かどうか」が大きいと私は思います。

Q. 支援学級から通常学級へ戻ることはできますか?

学校や教育委員会との相談を経て、
通常学級へ変更するケースもあります。
地域や学校によって運用は異なるため、
学級担任や就学相談の担当者へ確認することをおすすめします。

Q. 支援学級は将来不利になりますか?

進学や進路は、お子さんの状況や学校によって異なります。
支援学級に在籍していたことだけで将来が決まるわけではありません。
それよりも、自己肯定感を保ちながら学校生活を送れる環境を選ぶことが、
長い目で見ると大切だと私は感じています。

▶︎「支援学級って実際どんな1日を過ごしているの?」という方は、
我が家の学校生活をまとめたこちらの記事もご覧ください。
また、家庭学習で悩んでいる方には、わが家が調べたオンライン教材の記事も参考になるかもしれません。
「支援学級のリアル」をテーマにした体験記事も掲載しています。
終わりに
支援学級にはメリットもデメリットもあります。
だからこそ__。
「ネットの口コミだけ」で判断しないでください。
実際に学校を見学し、
先生と話し、
お子さんの表情を見てください。
親にしか分からない
「この子にはここが合う」という感覚が、
きっとあります。
そして、それがいちばんの答えになります。
この記事が__。
就学相談で迷っているご家庭の
小さな安心につながれば幸いです。







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