学童を卒業した夏。
正直に言うと、不安でした。
子どもは「大丈夫だよ」と言う。
でも、本当に大丈夫なのか分からない。
仕事中も気になる。
ちゃんとお昼を食べているかな。
エアコンはついているかな。
知らない人が来ても大丈夫かな。
仕事中なのに…。
頭の片隅はずっと家にありました。
寂しくなっていないかな。
そんな不安を抱えながら迎えた、初めての夏休みでした。
そしてある日。
仕事中の私に、娘から一本の電話がかかってきました。
「知らない男の人が何回もインターホンを押してる」
その瞬間、頭に浮かんだのは…。
「おおかみと七ひきのこやぎ」リアル版__。
今回は、我が家が実際に経験した小学生のお留守番について書きたいと思います。
学童を辞めた途端に始まった「夏休みどうする問題」

我が家は小学5年生の時に、学童を卒業しました。
地域によっては、小学4年生から退所対象になるところも多いようです。
子どもが成長した証でもありますが、親としては複雑でした。
学校がある日はいい。
問題は夏休みです。
朝8時半頃から夕方18時頃まで。
子どもだけで過ごす時間が生まれます。
親は仕事。
子どもは家。
この距離感が…。
思った以上に遠く感じました。
我が家が決めた夏休みのお留守番ルール
留守番を始める前に、何度も娘と話し合いました。
玄関の鍵は絶対に開けない
どんな理由でも開けない。
これは”最優先ルール”です。
※どうしても解錠に迷った際には__。
親子ともに顔と名前が一致し、保護者が事前に許可している人かどうかで判断するようにしています。
インターホン対応
配達の場合
「鍵は開けません。そこに置いてください」
それ以外の場合
「母はWeb会議中です。名刺をポストに入れてください」
そう伝える練習をしました。
火は使わない
コンロは使用禁止。
レンジも事前練習したものだけ。
便利さより安全を優先しました。
昼ご飯はお弁当
夏休み中は毎日お弁当を準備。
火傷や火災につながるリスクを、少しでも減らしたかったからです。
ルールを守っていても防げなかった出来事
ある日の昼間。
娘から電話がありました。
「知らない男の人が来た」
最初は約束通り対応しました。
しかし、その男性は帰りません。
再びインターホン。
そして庭先をうろうろしている。
家の様子を見ている。
「まだいる」
そう言って、娘は泣いています。
私は会社にいました。
すぐに帰りたい__。
でも、すぐには帰れない。
そこで近所に住む同級生ママにお願いし、様子を見に行ってもらいました。
結果的には、ソーラーパネルの訪問営業でした。
事件ではありませんでした。
でも。
親子でひとつ学んだことがあります。
想定した危険しか想定していなかった。
ということです。
本当に怖いのは「親がいない」と知られること

私がいちばん恐れていたのは火災ではありません。
熱中症でもありません。
子どもだけで留守番していることが、
外から分かってしまうことです。
親がいない。
子どもしかいない。
その状況を知られること。
これがいちばん怖い。
特に女の子を育てていると__。
そう感じています。
私はずっと考えていました。
もし、近所のママ友が不在だったら。
もし、娘が電話のできない状況だったら。
もし、本当に悪意のある相手だったら。
仕事中の私は__。
家の様子を知る方法がありませんでした。
「大丈夫かな…。」 と心配し続けるしかありませんでした。
決して、子どもを監視したいのではありません。
“何かが起こってしまった際、すぐに気付ける環境”
“いざという時に、大人が駆けつけられる環境”
を真剣に考えるようになりました。
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子どもは成長する。でも親の不安はなくならない
学童を卒業すると世界が少し広がります。
近所の公園へ行く。
お友達の家へ遊びに行く。
親の付き添いなしで行動する。
そんな場面も増えていきます。
我が家では、子どもだけで行動する機会が増えた頃から__。
見守りGPSを持たせるようになりました。
「信用していないから」ではありません。
夏休み中は、
「今、公園かな?」
「もう帰宅したかな?」
を、職場から確認できるだけで__。
安心感が全然違いました。
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学童卒業と同時に始まる「お金の管理」
夏休みになると、お友だちと過ごす時間も増えていきます。
公園へ行く。
お祭りへ行く。
コンビニへ行く。
高学年になると__。
親が一緒に行動しない場面も少しずつ増えていきます。
なので我が家では、ひとりで過ごす夏休みをきっかけにお金の使い方についても話し合うようになりました。
夏休みの敵は不審者だけじゃない

近年の夏は本当に暑いです。
親が一緒なら気付けることも、お留守番中は気付けません。
外遊び。
公園。
友達との約束。
だからこそ、子どもが嫌がらない日焼け対策や熱中症対策も大切だと感じています。
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夏休みのお留守番で学んだこと
子どもを信じていないから、見守りたいのではありません。
信じているからこそ。
もしもの時に”あなたを助けられる”ママでいたい。
それだけです。
あの日のSOS電話がなければ、
私は今でも「うちは大丈夫」と思っていたかもしれません。
学童を卒業した夏。
子どもだけでなく、親もまた成長するのだと思います。
不安は今でもあります。
でも、あの夏を乗り越えた経験は__。
きっと親子の自信になっています。






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